コーチングのメリットとデメリットとは

コーチングについての詳細は
「コーチングとは何か」こちらの記事をご参照ください。

さて、コーチングのメリットとデメリットについてプロコーチとしてお答えしていきます!

実際にセッションを受けていただいたクライアントさんの様子や感想を交えて記述していますので参考にしてみてくださいね♪

コーチングのメリットとは

自分の真の目的に気付くことができる

コーチングセッションでは、GROWモデルという流れを使う方が多いかと思います。

〜GROWモデル〜
・GOAL・・・ゴール・目標の設定
・REALITY/RESOURCE・・・現状確認/すでにある資源など
・OPTIONS・・・選択肢をたくさん出す
・WILL・・・意思を決定する

GROWの流れにそって、最初に真の目的や目標を見つけます。
ここではクライアントご自身がはじめに思っている目標が表面上の欲望であり、真の願いはさらに別にあることに気づく場合があります。

例えば「英会話を習得したい!」といった場合、「英会話を勉強する」ということが目的ではありませんよね!

なぜ英会話を習得したいのか聞いてみると、
「なんで英会話をしたいと思ったんだろう・・・
まずは海外旅行に行った時にスムーズに過ごせるようにしたいなぁ・・・あとは何年か後でもいいから、外国人観光客が来るような場所で働きたいっていうのもあるし・・(中略)そうだ、堂々として、自分に自信を持ちたい!」

などなど英会話を習得することが目的ではなく、はなしていく中で本当は別の場所に願望があることに気づいています。

クライアントさん本人も闇雲に「英会話をできるように」とチャレンジするよりも、
これができると自分にさらに自信を持って新しいことに取り組める!とワクワクして、「○年後に転職するぞ!」と目標を変え、そのためのプランまで決めることができます。

ご自身が目標としている事柄は表面の一部でしかないことも多く、真の目的に気づいたクライアントさんは真っ直ぐにゴールに向けて動くことができます。

目標を達成するまでの近道を見つけることができる

目標が見つかり、そこからの行動について考え、たくさんの選択肢を出し、期日を設けたりスタート時期を決めていきます。
目標に向かう行動についてコーチとのセッションで何パターンもの行動案を出しますので、ご自身で最初に考えていた時より選択肢が広がりより早く目標達成できる方法を見つけることができます。

例えば、
目標が「バレエ教室の来月の売り上げを15万円アップさせたい」といったバレエ教室オーナーのクライアントさん。「まずはホームページを作って集客してみようかと思ってはいるのですが・・・」と、
まずバレエ教室オーナーの方が持っている行動案をA案として、その他に5つの案をセッション中に見つけました。

A案:ホームページを作って集客する
B案:チラシを作ってターゲット地区にポスティングする
C案:現在の生徒さんからの紹介制度を作る
D案:地域のフリーペーパーに掲載する
E案:通常レッスンと別に特別レッスンやワークショップを行なう
F案:SNSを利用して集客する

まずA案の場合はホームページを業者に頼むとしても自作するとしても仕上がりまで時間がかかりますし、そのホームページが検索して上に上がるようになるまでも数ヶ月はかかります。
またD案はフリーペーパーの担当者に問い合わせ、打ち合わせから入稿までの時間を考えると「来月」を目標にするのは現実的ではありませんね。

来月の売り上げを上げる場合、すぐに行動できるものが選択肢に上がってきますので、C案、E案が即効性を期待できると考えました。

C案「現在の生徒さんからの紹介制度を作る」の場合は、客単価が一人1万円だとすると新規が15名入会すると目標達成になります。
紹介してもらった方にも紹介した方にも両方にメリットがあるように考え、教室にポスターを張り出したりお便りを配っても良いかと思います。

E案「通常レッスンと別に特別レッスンやワークショップを行なう」は、すでに会員の生徒さんがたくさんいる場合はかなり有効です。
教室の中でも人気の講師であったり他のスクールから特別講師を招くなどしてワークショップを行います。
2時間4000円のワークショップを2クラス開講するとして、1クラス20名参加すると2クラスで40名16万円の売り上げアップになります。

B案やF案も良いのですが、A案同様効果が出るまでに時間がかかる場合があるので同時進行していくことにしました。

最初に考えていた方法だけでなく、様々な方面にフォーカスしていくことで現時点での目標に対する近道を見つけることができます。

すぐ行動する力がつく

コーチングはカウンセラーやセラピーと違い、「現在と未来に焦点を向けすぐに行動できる」ように促します。

目標や行動案を決めたら、行動計画を立てます。
いつから何をするのか、また期日はいつまでに行うのか、という内容をコーチと約束することで先延ばしも防ぐことになりますし、即行動することができます。

行動できない人は「何からやったらいいかわからない・・」という状態の方が多いのですが、コーチとの対話で行動計画を立て、何から始めるか順序立てているので、何から手をつけていいかわからなくて進まない状態には陥ることがなくなります。

またコーチと継続的にセッションすることで、
「次回のコーチとのセッションまでに〜を報告する」という目標もできますので、怠けることなく行動できるようになるでしょう!

自分を見直す時間を作ることができ心が豊かになる

セッション後に感想としていただく言葉で
「日頃こんなに自分と向き合ってない!」「自分のことを考えて見つめ直すことができてワクワクする!」と仰られることが多々あります。

皆さん毎日忙しくルーティーンワークをこなし、家に帰っては家事や子育て、あるいはやり残した仕事をしたり、テレビを見たりゲームをしてあっという間に1日が終わります。

「自分」という1番大切な存在に全く時間をかけれていないのではないでしょうか?

コーチングセッションは100パーセントクライアントのための時間になります。
本人がどうしたいのか、本来の目標について話したり、モヤモヤしているけどほったらかしにしていることや解決したい悩みにフォーカスし、自分自身を見つめ直すことができ、目標を見つけ毎日が輝かしいものとなります。

「子供といつも一緒にいるので自分のことを考えたのは何年ぶりかもしれません・・・新しい目標に向かって行動するのが楽しみです!」や、
「私って自分で思ってた性格と違ったかも!前向きで人のためになりたいと思っているって気づいてなんだか爽快です!」と、ワクワクした姿を見ると「フラットに自分と向き合う時間」が心を豊かにするんだなと私も嬉しくなります。

コーチングのデメリットとは

自分が行動しないと何も変わらない

コーチはクライアントの目標を聞き出し行動を促す重要なパートナーではありますが、行動するのはクライアント自身です。

コーチ任せで何かしてくれるわけではありませんので、
クライアントはセッションで本人が決めた行動を自ら起こす必要があります。

セッション後、行動せずに終わるのは非常にもったいないですよ!
コーチに良い報告をすることをモチベーションにし、行動し成果を得ましょう!

コーチと相性が合わないと実力を発揮できない

コーチとクライアントは対等な関係です。「コーチの言うことを聞く」ということは全くなく、何でも話せる信頼関係の中でセッションを行いますが、
高圧的なコーチであったり、話しにくい間柄だとクライアントの真の実力を発揮することができません。

コーチと継続的な契約を交わす場合は特に、まず体験セッションや単発セッションで何でも話せる相性のいいコーチを探しましょう!

専門分野の知識を教えてもらえるわけではない

コーチはあくまでクライアントの可能性を引き出す対話相手であり、専門分野に特化し何かを教えてくれるわけではありません。

コーチ主体でなく、クライアントが主体となり目標・行動計画・選択肢・期日等を決めていきます。
専門分野の技術を習得したい場合は、各専門分野の知識を学びましょう。

まとめ

コーチングのメリットとデメリットいかがでしたでしょうか?
コーチはクライアントに対し、ご自身もまだ知らない可能性に気づき、ご本人が描いているゴールよりもさらに大きな目標を達成してほしいと願っています!

何か目標達成したいことがある方、大きなプロジェクトを成功させたい方、部下の育成に悩んでいる方、目標が決まらない方、そんな方々にコーチングはオススメです。

ご自身を見つめ直し心豊かな毎日を過ごすきっかけになることだと思います。

コーチングセッションのお試しはこちらまで♪

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